minoya building
brand design
にぎわいのある街、大阪・天満駅。駅からアーケード内を歩くこと1分ほどのところにある「みのやビルヂング」。1・2階にはテナントとして、リノベーション&インテリアショップの SIMPLE HOUSE が入居するこのビルの建て直しにあたって、ahd osakaがロゴデザイン、サインデザインなど、クリエイティブを手掛けました。
“みのや”という名は、現オーナーの祖父が営んでいた呉服店の屋号で、美濃(現在の岐阜県)出身であることから故郷への想いをこめて名付けたもの。呉服屋としての歴史は幕を閉じましたが、その想いを受け継ぎ、建て直しにあたっても名称に残しました。
ブランディングのテーマは、「古きと新しき」。デザインの主軸となるシンボルマークは、みのや呉服店で使われていた看板のデザインをベースに、繊細な調整を加えて現代的にアップデート。商店街という立地を意識して、人の輪を感じさせる“楕円”で文字を囲み、やわらかさと、さりげない個性を感じさせるマークに仕上げています。このマークを、サイン・ステーショナリーにも展開し、ブランドとしての世界観を構築しました。