Japan and me.

brand design

「Japan and me.」は、阪急うめだ本店が国内外の顧客に向けて年間を通して日本の魅力を発信する取り組みです。2025 年秋のテーマは“JAPAN NATURE”。これは、八百万の神という言葉に象徴される、自然と共生する日本の美意識と技術が織りなす奥深さを伝えることを主眼としています。

キャンペーンネーミング「Japan and me.」には、日本人に脈々と受け継がれる繊細で豊かな精神性、その深遠な世界観の表現と、阪急うめだ本店を訪れる一人ひとり(国内外の人々)が真摯に向き合ってほしいという想いを込めています。

ahd osaka は、本キャンペーンのアイデンティティ構築を包括的に担当しました。ネーミング、ロゴ、ビジュアル・アイデンティティからウェブサイトに至るまで、トータルにクリエイティブ構築を行っています。

キャンペーンの骨太さや思いの強さを込めて、ロゴタイプは強い芯を感じさせるサンセリフ体をベースに採用しました。部分的に流麗な曲線を捉え、緊張感と寛容さを同居させる。この絶妙なバランス感を追求し、緻密なデザインを施しました。また、メインカラーには深みのある藍色(夜空色)を採用し、鮮烈な赤を差し色として用いることで、日本の静けさと力強さを象徴的に表現しました。

さらに、キャンペーンの象徴であるコンコースウィンドーのアーティストキャスティングおよびムービー制作も担当しました。アーティストは、「Japan and me.」の志を体現する本物の匠として、世界的左官職人である挾土秀平氏を起用。挾土氏のインタビューをベースとした動画を作成し、YouTubeで公開するなど、キャンペーンの話題化に貢献しました。

「職人社秀平組 一大絵巻」と題された6 面のウィンドーは、挾土氏がこのコンコースのために創造した、“日本の美”に着想を得た世界観です。はじまりを告げる粋な口上。心地よさと静けさ、ざわめきが交差する自然の情景。涼しげな波紋、流れる稜線、ゆらめく炎。移ろう月とともに叙情的に展開するこの物語は、さながら一つの演劇のようです。確かな技と想像性に基づき、一人ひとりの内に潜む“日本の美”に力強く訴えかける壮大なインスタレーションを実現しました。

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